
ゲーミングモニターってたくさん種類があって、どれを選べばいいかわからない…

今使っているPCの性能を、最大限に引き出すモニターはどれ?
そういった悩みがある方に向けて、この記事を作成しました!
ゲーミングモニターの性能は、FPS・TPSでのパフォーマンスに直結します。 本記事では、まず最低限知っておくべき3つのポイントから徹底解説します。
この記事を読み終える頃には、あなたは自信を持って最適な一台を選べること間違いなしです!
FPS・TPSゲーマーが知るべき「3つの重要項目」
リフレッシュレート
リフレッシュレートとは、1秒間に画面が何回新しい映像に更新されるかを示す数値です。単位はHz(ヘルツ)で表されます。
たとえば、一般的な60Hzモニターは1秒間に60回、144Hzのゲーミングモニターは144回、画面が更新されます。
FPS・TPSでは、この更新回数が非常に重要です。
もし60Hzのモニターを使っていると、画面に表示される情報が古く、実際の敵の位置から0.016秒ほど遅れて見える可能性があります。
一方、144Hzのモニターなら、この遅れは0.0069秒に短縮されます。このわずかな時間の差が、あなたのプレイに大きな影響を与えます。
⇧ 30FPSと144FPSでライトの動きを比較したとき、144の方がスムーズに見える。
応答速度
応答速度とは、画面の画素(ピクセル)が、ある色から別の色へ切り替わる速さのことです。単位はms(ミリ秒)で表されます。
この数値が遅いと、映像が切り替わる際に前の映像の残像が残り、画面がぼやけて見えます。特にFPS・TPSのように、画面が激しく動くゲームでは、この残像感が敵の視認性を悪くし、プレイに悪影響を与えてしまいます。
応答速度には、主にGTGとMPRTという2種類の計測方法があります。
以下はGTGで応答速度が速いモニターのメリットです。
パネルの種類:FPS・TPSゲーマーのための選び方
ゲーミングモニターの映像を映し出す「パネル」には、主に3つの種類があります。それぞれにメリット・デメリットがあるので、あなたのプレイスタイルに合ったものを選びましょう。
TNパネル
- 特徴:
応答速度が最も速く、価格も比較的安価です。その反面、視野角が狭く、画面を斜めから見ると色合いが変わって見えたり、色再現性が他のパネルに劣るというデメリットがあります。 - FPS・TPSゲーマーへの推奨:
とにかく勝利を最優先に考えるガチ勢向けです。わずかな残像感すらも許容できない、反応速度を極限まで追求したいプレイヤーに最適です。
IPSパネル
- 特徴:
視野角が広く、色再現性が非常に優れているのが最大の強みです。かつては応答速度が遅いとされていましたが、技術の進歩でゲーミング用途でも十分な速さを持つモデルが主流になりました。 - FPS・TPSゲーマーへの推奨:
画質も妥協したくないプレイヤー向けです。競技性だけでなく、美しいゲームの世界観も楽しみたい方、ゲーム配信や動画編集なども行う方におすすめです。
VAパネル
- 特徴:
画面のコントラスト比が非常に高く、黒色が引き締まって見えるのが強みです。映画鑑賞など、映像美を追求する用途に適しています。一方で、応答速度はTNやIPSパネルに劣る傾向があります。
- FPS・TPSゲーマーへの推奨:
映像美を重視し、RPGやシミュレーションゲームなどもプレイするプレイヤー向けです。FPS・TPSだけが目的ではない、オールラウンドに使えるモニターが欲しい方に向いています。
⇩パネルについてそれぞれの違いの動画説明
<引用元:ぼいきゃす!「モニターの種類ってどう違う?TN・VA・IPSそれぞれの違いとおすすめの用途を解説します!」>


さらに上を目指すための「応用知識」
ここからは、より快適なプレイ環境や、ワンランク上のパフォーマンスを求めるゲーマー向けの知識です。これらの機能も知っておくことで、あなたのプレイスタイルに最適なモニターを見つけやすくなります。
同期技術(G-SYNC / FreeSync)
同期技術とは、モニターとグラフィックボードのフレームレート(画面の描画速度)を同期させることで、映像の乱れを防ぐ技術です。
FPS・TPSでは、画面の描画が間に合わず、映像が引き裂かれたように見える「ティアリング」やカクつきが発生する「スタッタリング」といった現象が起こることがあります。G-SYNC(NVIDIA製グラボ向け)やFreeSync(AMD製グラボ向け)といった同期技術は、これを解消し、常に滑らかで安定した映像を提供してくれます。
⇩「ティアリング」と「スタッタリング」の詳しく動画説明
<引用元:蒼羽ニノ「【マキちゃんのゲーミングPC講座】綺麗な映像で遊びたい!ティアリングとスタッタリング・垂直同期のアレコレ」>
入力遅延(Input Lag)
入力遅延とは、マウスやキーボードでの操作が、画面に反映されるまでのわずかな時間のことです。
応答速度は「画面がどれだけ早く切り替わるか」ですが、入力遅延は「あなたの操作が画面に伝わるまでのタイムラグ」です。この遅延が少ないほど、操作がダイレクトに反映され、撃ち合いなどでのパフォーマンスが向上します。
一般的に、ゲーミングモニターは入力遅延が少ないように設計されていますが、モデルによって差があります。製品のレビューやスペック表で「入力遅延が少ない」と評価されているモデルを選ぶようにしましょう。
解像度(Full HD / WQHD / 4K)
解像度とは、画面に表示される点の数(ピクセル数)のことです。点が多いほど、映像はより精細に、きめ細かくなります。
- Full HD(1920×1080):最も一般的な解像度で、ほとんどのPCで高いフレームレートが出しやすいのがメリットです。
- WQHD(2560×1440):Full HDと4Kの中間に位置し、画質の良さとフレームレートのバランスが取れています。
- 4K(3840×2160):非常に美しい映像を楽しめますが、高いグラフィック性能が要求されます。
初心者ゲーマーにおすすめのモニター3選
ここまでで、リフレッシュレートや応答速度といった重要な知識を学びました。
いよいよ、その知識を活かして、あなたのプレイスタイルや予算にぴったりのゲーミングモニターを見つけましょう。
今回は、特にFPS・TPSをプレイする方に焦点を当て、「価格」「性能」「バランス」の3つの視点からおすすめのモデルを厳選しました。それぞれの特徴を見比べ、あなたに最適な一台を見つけてください。
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高評価レビュー多数!最高のコストパフォーマンスモニター‼
価格 | 24,980円 |
画面サイズ | 23.8インチ |
リフレッシュレート | 180Hz |
応答速度 | 1ms(GTG) |
パネルタイプ | Fast IPS |
解像度 | 1920×1080 |
コントラスト比 | 1,000:1 |
Adaptive Sync | 〇 |
性能だけじゃない!デザインにもこだわったゲーミングモニター‼
価格 | セール中:24,282(元値:26,980) |
画面サイズ | 23.8インチ |
リフレッシュレート | 200Hz |
応答速度 | 1ms(GTG) |
パネルタイプ | Fast IPS |
解像度 | 1920×1080 |
コントラスト比 | 1,000:1 |
Adaptive Sync | AMD FreeSync Premium |
性能にこだわりつつ、金額を抑えたい方必見のゲーミングモニター‼
価格 | 29,980円 |
画面サイズ | 27インチ |
リフレッシュレート | 180Hz |
応答速度 | 1ms(GTG)/0.5ms(GTG,Min. オーバードライブ時) |
パネルタイプ | IPS |
解像度 | 1920×1080 |
コントラスト比 | 1,000:1(通常)最大で100,000,000:1(ACM) |
Adaptive Sync | AMD FreeSync Premium |
まとめ:あなたに最適なゲーミング環境を
この記事では、FPS・TPSゲーマーにとって欠かせないゲーミングモニターの知識を徹底的に解説しました。
- リフレッシュレート:映像の滑らかさを決める「Hz」
- 応答速度:残像感をなくし、視界をクリアにする「ms」
- パネルの種類:プレイスタイルに合わせた選び方(TN / IPS / VA)
これらの知識を理解していれば、初めてでもモニター選びをスムーズに進めることができます!
ゲーミングPCの性能を最大限に引き出し、ワンランク上のゲーム体験を手に入れるために、ゲーミングモニターは最も重要な投資の一つです。
今日の情報が、あなたのゲーミングライフをさらに豊かにする一助となれば幸いです。
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